加工品

フライドポテト

フライドポテトは、ジャガイモを食べやすい大きさに切って、油で揚げた料理である。細長い形状や、皮を残した切り方もある。発祥は17世紀にベルギーで産まれたもので、フリッツと呼ばれている。元々は川の小魚を揚げて食べていたが、冬の寒さが厳しく漁ができなかった年に、ポテトを小魚に似せてスティック状に切って揚げたのが始まりである。

コロッケ

コロッケは、西洋料理のクロケットにならって作った、日本の洋食の一つ。じゃがいも、たまねぎを具材にして、小麦粉、パン粉、卵、をつけて揚げたものである。日本においてコロッケは冷凍食品の中で最も多く生産されている。正確な記録や定説は存在しないが、明治時代の文明開化の中でフランス料理やイギリス料理の一つとして日本にもたらされたものと考えられる。

ポテトチップス

アメリカにあるレストランのシェフが、フライドポテトが分厚すぎるとクレームをいれる客に対しての仕返しで作ったものがポテトチップスの発祥となる。じゃがいもを薄切りにして、冷水で冷やし高温の油で色がつくまで揚げたものである。塩やさまざまな調味料を組み合わせて味付けされる。保存がきいて、冷やしてもおいしい。